ソフトバンク株主優待のPayPayのもらい方|申請しないと届かない・配当金計算書を用意・進呈は年に一度

結論

ソフトバンク(証券コード9434)の株主優待は、100株以上を1年以上持ち続けた株主に、PayPayマネーライト1,000円分が進呈される制度です。ただし黙っていても届きません。株主優待サイトで申請し、自分のPayPayアカウントを連携して初めて受け取れます。ソフトバンクのIRページと申請マニュアル(2026年7月24日更新)の記載にもとづくと、要点は次のとおりです。

  • もらえるもの:PayPayマネーライト1,000円分。株数に関係なく一律で、200株でも1,000円分(2024年10月に「PayPayポイント1,000ポイント」から変更)
  • 条件:100株以上を1年以上。基準日は3月31日か9月30日のどちらか一方で、同じ株主番号で名簿に3回連続で載ること
  • 申請が必要:株主優待サイトに、配当金計算書の株主番号・郵便番号・氏名でログイン → PayPayアカウントを連携
  • 届く時期:3月基準の人は5月、9月基準の人は11月。申請期日(基準日当日)を過ぎると次回に繰り越し
  • 届かない原因は「申請していない」「期日を過ぎた」「別のPayPayアカウントに連携した」「マネーライトの上限」のどれか

受け取ったマネーライトは出金できませんが、PayPay払いのお店やヤフーショッピングでそのまま使えます。この記事は「もらい方」に絞って、申請の手順と届かないときの確認順を整理します。株を買うべきかどうかの判断には触れません。

ソフトバンク公式の株主優待ページ(申請方法・スケジュール)を見る

ソフトバンク株主優待の中身:PayPayマネーライト1,000円分

ソフトバンクは2024年4月に株式を1株→10株に分割し、同時に株主優待を新設しました。当初は「PayPayポイント1,000ポイント」でしたが、2024年10月23日のお知らせで「PayPayマネーライト1,000円分」に変更されています。理由は「PayPayユーザー間において手数料無料で譲渡・譲り受けが可能」なため、と説明されています。

項目 内容(IRページの記載)
対象の株式 ソフトバンク普通株式(証券コード9434)。第1回・第2回社債型種類株式は対象外
必要な株数 100株以上。何株持っていても進呈は一律1,000円分
保有期間 1年以上。3月31日〜翌年3月31日、または9月30日〜翌年9月30日
継続の判定 同一の株主番号で、3月31日と9月30日の株主名簿に3回以上連続で記載
初回の対象期間 2025年3月31日〜2026年3月31日
進呈されるもの PayPayマネーライト1,000円分(出金不可・PayPayユーザー間の送金は可)
「3回連続で名簿に載る」の意味

株主名簿は3月31日と9月30日の年2回作られます。たとえば2025年3月31日に載り、9月30日、2026年3月31日と続けて3回載れば「1年以上」を満たします。途中で全部売って買い直すと株主番号が変わり、カウントがリセットされるので注意してください。IRページには「株式を取得した日などとは異なります」とあり、判定は名簿に載った日付です。

「ソフトバンクグループ」とは別の会社

  • この優待があるのは通信会社のソフトバンク株式会社(9434)です。孫正義氏が率いるソフトバンクグループ(9984)は、2019年3月末を基準日とした第35回を最後に株主優待を終了しています
  • 「ソフトバンク 株主優待 復活」と検索して出てくる話は、9434の新設のことです。9984の優待が復活したわけではありません

もらい方:株主優待サイトで申請してPayPayを連携する

受け取りには申請が必要です。IRページには「株主優待を受け取るには、株主優待サイトでの申請が必要です」と明記されています。用意するものは2つだけです。

株主優待のPayPayが届くまで:対象の株を続けて持つ→配当金計算書が届く→株主優待サイトで申請しPayPayを連携→進呈月にPayPayへ入る。申請と連携をしないと届かない

事前に用意するもの

  • 最新の配当金計算書:6月と12月に郵送されます。ここに書かれている株主番号(9桁)・郵便番号・氏名でログインします。なくした人はみずほ信託銀行に問い合わせ
  • PayPayアプリにログイン済みのスマホ:PayPayアカウントがない人は先に作ります。作り方はPayPayとは?始め方5ステップで
  1. 株主優待サイトを開く
    申請マニュアルには「WEB検索で『株主優待サイト ソフトバンク』と入力いただいても検索結果に出てきます」とあります。ブラウザのシークレットモード(プライベートモード)では正常に完了しないので、通常モードで開きます。
  2. 株主番号・郵便番号(ハイフンなし)・氏名を入力する
    すべて配当金計算書の記載どおりに。法人名義の場合は会社名から代表者名まで記載のとおりに入力します。
  3. メールアドレスを登録し、届いたURLを5分以内に開く
    メールが届かないときは、迷惑メール設定で「@ent.mb.softbank.jp」が弾かれていないかを確認します。
  4. パスワードと本人情報を登録する
    パスワードは大文字・小文字・数字・記号をすべて含む8〜20文字。本人情報は生年月日・携帯電話番号・家族構成です。
  5. PayPayアカウントを連携する
    「PayPay連携を行う」を押すとPayPayアプリに移るので「上記に同意して続ける」→「ご利用中のサービスへ戻る」。IRページの案内では連携のときは一時的にWi-Fiをオフにします。PCから申請する場合は、PayPayの携帯電話番号とパスワード、SMSの認証コードで連携します。
  6. 申請完了メールが届けば終わり
    あとは進呈時期を待つだけです。2回目以降のログインは、株主番号・郵便番号・パスワードのあとにメールで届くワンタイムパスワードを入力します。

申請が済んでいるか不安なときは、株主優待サイトにログインして、メニューの「優待進呈条件の達成状況と進呈時期の確認」を見ると、自分の進呈時期が表示されます。

いつ届く?申請期日と進呈時期

基準日が3月31日の人と9月30日の人で、申請期日と進呈時期が違います。IRページのスケジュールをまとめると次のとおりです。

基準日 申請期日 進呈時期
3月31日(初回は2025年3月31日〜2026年3月31日の保有) 翌年3月31日(初回は2026年3月31日) 翌年5月(初回は2026年5月)
9月30日(2025年4月以降に取得した人はこちら) 翌年9月30日(初回は2026年9月30日) 翌年11月(初回は2026年11月)

申請期日を過ぎると、次の基準日に繰り越し

  • IRページには「申請期日までに申請が完了しなかった場合、適用基準日が『申請日以降の次回基準日』に変更となります」とあります。もらえなくなるのではなく、半年後ろにずれる仕組みです
  • 3月31日と9月30日の両方を基準日にすることはできません。年に1回、1,000円分です
  • 進呈されると、登録したメールアドレスに通知が届きます。PayPayアプリでは[ウォレット]→[取引履歴]、または通知アイコンから「ソフトバンク(株主優待)」の付与履歴で確認できます

届かない・もらえない原因と確認順

「封筒は届いたのにPayPayに1,000円が入っていない」という声が多いのは、申請と連携が受け取りの条件だからです。多い順に確認します。

株主優待のPayPayが届かない4つの原因:株主優待サイトで申請していない/申請期日を過ぎていた/別のPayPayアカウントに連携した/残高の上限に達している。進呈時期は株主優待サイトのメニューで確認できる

原因 確認・対処
株主優待サイトで申請していない 配当金計算書が届いただけでは進呈されません。上の手順で申請し、完了メールが来ているかを見る
申請期日を過ぎていた 次回基準日に繰り越されます。株主優待サイトの「達成状況と進呈時期の確認」で、自分の進呈時期を見る
まだ進呈時期が来ていない 3月基準は5月、9月基準は11月。それより前には入りません
保有1年未満・名簿に3回連続で載っていない 取得日ではなく名簿の記載日で判定。売買で株主番号が変わっていないかを確認
連携したPayPayアカウントが別のもの 原則、株主本人のアカウントに連携が必要。家族のアカウントに連携できるのは18歳未満でスマホがない株主だけ
PayPayマネーライトの保有上限(100万円)に達している 受け取ると上限を超える場合は進呈されません。先に使って残高を減らす
PayPayアカウントを持っていない・スマホがない IRページのFAQでは、PayPayアカウントがない場合は受け取れないと明記。先にアカウントを作る
18歳未満の株主がいる家庭

2025年6月27日から、申込日時点で18歳未満でスマートフォンを持っていない株主は、両親などのPayPayアカウントで代理受け取りができるようになりました。注意点は順番です。代理で受け取る親自身も株主なら、先に親の申請を完了させてから、子どもの株主番号でログインして親のアカウントを連携します。子どもの側を先に連携すると、同じアカウントに親が連携できなくなります。

受け取ったPayPayマネーライトの使い道

マネーライトは「PayPay残高」の一種で、PayPay払いができるお店やネットサービスでそのまま使えます。ヤフーショッピングなら支払い方法でPayPay残高払いを選ぶだけです。一方で、銀行口座への出金はできません(この点はPayPayポイントと同じ)。PayPayユーザー同士の送金はできるので、家族にまとめることもできます。

ソフトバンクの携帯を使っている人は、株主優待とは別にソフトバンクのPayPayポイントの貯まり方や、LYPプレミアムが無料になる設定も合わせて確認しておくと、PayPay残高の使い道が増えます。

よくある質問

200株や1,000株を持っていると、優待は増えますか?

増えません。IRページのFAQに「100株以上の保有につき、一律PayPayマネーライト1,000円分を進呈します」とあります。

毎年もらえますか?

条件を満たし続ければ、基準日ごとに年1回進呈されます。3月31日と9月30日の両方でもらうことはできません。

ソフトバンクのスマホを使っていなくても申請できますか?

できます。IRページのFAQに「ソフトバンクユーザーではなくても、株主優待を申請することはできますか?」の項目があり、ソフトバンクの契約は条件ではありません。必要なのはPayPayアカウントです。

配当金計算書はいつ届きますか?

申請マニュアルでは「配当金計算書は6月および12月に郵送いたします」とあります。株主番号・郵便番号・氏名はここに書かれている最新のものを使います。

もらったマネーライトに有効期限はありますか?

PayPayマネーライトの有効期限や保有上限は、PayPay側の規定によります。IRページで明記されているのは「保有上限100万円に達していると受け取れない」点です。残高の種類ごとの違いはPayPayポイントとは?2種類の違いで説明しています。

まとめ

ソフトバンク株主優待のPayPayを確実にもらう要点

  • 100株以上を1年以上、同じ株主番号で名簿に3回連続。中身は一律でPayPayマネーライト1,000円分
  • 申請しないと届かない。配当金計算書の株主番号・郵便番号・氏名で株主優待サイトにログインし、本人のPayPayを連携
  • 期日は基準日当日。3月基準は5月、9月基準は11月に進呈。過ぎたら半年後ろにずれる
  • 届かないときは「申請・期日・時期・名簿・連携先・上限」の順に確認
  • マネーライトは出金不可・送金可。ヤフーショッピングのPayPay残高払いでそのまま使える

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※2026年9月15日に、ソフトバンク株式会社IR「株主優待・株主特典イベント」ページ、「ソフトバンク株主優待の申請方法」(2026年7月24日更新)、お知らせ「株主優待の内容をPayPayマネーライトの進呈へ変更」(2024年10月23日)、「株主優待の基準日に9月30日を追加」(2025年3月12日)、「未成年の株主さまの株主優待についてのご案内」(2025年6月27日)、ソフトバンクグループ株式会社IR「株主優待制度」ページの記載で確認しました。この記事は優待の受け取り方を説明するもので、株式の売買を勧めるものではありません。